「股関節が硬い」などとよく言われる表現ですが、実際は股関節自体が硬いのではなく、股関節を支えている筋肉が硬くなった状態を指します。

股関節まわりの筋肉が硬くなってしまうと、股関節のスムーズな動きが妨げられ、骨盤の歪みが生じやすくなります。

骨盤が歪むと姿勢全体にも影響がでてしまい、肩凝りや腰痛も起こりやすくなります。

さらに、股関節まわりにある大きな血管やリンパ節の流れも滞り、冷えやむくみを引き起こす恐れも。
股関節が硬くなると、上半身にも下半身にも悪影響を及ぼすのです。

そもそも「股関節」はどのような役割をしているのでしょうか。
股関節は、上半身と下半身を繋ぐ関節です。
具体的には骨盤と大腿骨(太ももの骨)の関節で、太もものつけ根のあたりに存在しています。

骨盤下部の左右には寛骨臼(かんこつきゅう)というくぼみがあり、
そこに大腿骨頭(だいたいこっとう)という、球状の骨がはまっています。
球状の大腿骨頭がスムーズに回転することで、脚を前後左右に自由に動かしたり内側や外側にひねる動き(回旋運動)を行うことができます。

股関節が柔軟になってスムーズに動くようになると、さまざまないい効果があります。
まず血流やリンパの流れが良くなり、むくみや冷えの改善に繋がります。
また、股関節が柔らかくなることで骨盤が安定すると
猫背、ぽっこりお腹、巻き肩、腰痛、肩凝りなどのお悩みにも効果が期待できます。

股関節まわりをほぐすストレッチでは大きな筋肉を動かすため、代謝が良くなり痩せやすい体に。
股関節を意識するだけで、カラダにいいことがたくさん。

お身体のメンテナンスと共に
是非、身体ほぐしで全身のメンテナンスをしてみてはいかがですか?

皆様のご来店、心よりお待ちしております。