肩こりは、首まわりの筋肉が過度に緊張し、周辺の血流が滞ることで起こります。
首まわりの筋肉を中心に、短時間で簡単にできるストレッチをご紹介します。
長時間同じ姿勢でいると、首まわりの筋肉が緊張を強いられます。
仕事や家事の合間に首の筋肉をしっかり伸ばして、心身ともにリフレッシュしましょう。
肩こり改善のための4つのストレッチ
僧帽筋(そうぼうきん)のストレッチ – 肩から背中の筋肉
僧帽筋とは首から背中にかけて広がっている筋肉です。
腕を持ち上げる動作を担い、重たい荷物を持ち上げたり、首をすくめたりするときに使います。
僧帽筋のストレッチでは、右手を背中に回し、首をゆっくりと左側に傾けます。
20秒ほどキープしたら元に戻します。反対側も同様に行いましょう。
頭板状筋(とうばんじょうきん)のストレッチ – 首の後ろの筋肉
頭板状筋とは首の後面に位置する筋肉です。主に、首を後ろの反らすときに使います。また、首を横に倒したり、回したりする動作にも関係しています。
頭板状筋のストレッチでは、頭の後ろで手を組み、おへそを覗き込むように頭を前に倒します。このとき背筋はまっすぐ伸ばしてください。10秒ほどキープしたら元に戻します。
大胸筋(だいきょうきん)のストレッチ – 胸の筋肉
大胸筋とは胸板を形成する非常に大きな筋肉で、腕を動かすために重要な役割を果たしています。野球のピッチングやテニスのスイングなど、腕を動かすスポーツをするうえで、欠かせない筋肉です。
大胸筋のストレッチでは、両腕を真横に伸ばして胸を張ります。そのまま腕を後ろに引いて、胸の筋肉を伸ばします。
菱形筋(りょうけいきん)のストレッチ – 肩から背中の筋肉
菱形筋とは僧帽筋の深部にあるひし形の筋肉で、上部にある小菱形筋と下部にある大菱形筋の2つで構成されています。主に肩甲骨を動かす働きがあります。
菱形筋のストレッチでは、両手を前で組みます。そのまま腕を伸ばし、背中を丸めて肩甲骨を広げていきます。30秒ほどキープして元に戻します。
自身でストレッチする事でも症状緩和に繋がります。
サロンでケアをしつつ自身で行う事で姿勢改善にもつながります♪