皆さんは膝に問題はございませんか?
痛めている方は意外とバリエーションが多く、お皿の下・上・膝内側や外側など色んな箇所を痛めがちなものです。
今回は膝内側の痛みによくみられる半月板の痛みについてご紹介致します。

そもそも半月板がイメージしにくい方も多いのではないでしょうか。
ここでは膝の関節内(太ももの骨とスネの骨の間)にあり、入れ歯安定剤のように2つの骨がピッタリ合うよう隙間を埋めているものだとお考え下さい。膝では関節のずれ過ぎを防止したり、動く際のクッションの役割を担っているのが特徴です。
構造としては半月板の外周とやや内側には神経や血管が豊富に付いており、圧迫され扁平に変形すると痛覚を読み取る事が知られています。

半月板は膝の内・外の両方にあるのですが、特に内側の半月板に痛みを覚える事が多いようです。
これは変形性膝関節症の方に多く、膝をO脚(わずかに曲げる+足の裏を反対の脚に向ける)にさせつつ外側に(内くるぶしが正面を向くように)捻じると痛みが生じます。絵がないとイメージしにくいかもしれませんが、この方向に捻じると内側の半月板が圧迫され半月板の外周が関節より外にはみ出てしまうそうです。
この「はみ出た距離」と「痛みの大きさ」には相関関係があるらしく、半月板に痛みの出ている方は圧迫の除去→外周が関節内に引っ込むにつれ痛みが軽減する事が確認されています。

変形性膝関節症の方は膝が完全に伸び切らない+外側に捻じれている事が多いのも特徴的です。
ここまでくるとやるべき事が見えてくると思いませんか?
膝を伸ばす範囲の拡大・捻じれの修正が目標となります。可動域や位置修正は膝特有の難しさがありますが、詳しくは字数的に割愛させて頂きます。

いかがだったでしょうか。個人的には膝も調べてみると深く面白さを感じました。
予防の意味でも脚のケアを試してみてください。
当店ではフットリフレのコースもありますのでおススメです!

一緒に改善していきましょう♪