皆さんは足に痺れが出たことはありますか?
すぐ治まる範囲なら、正座の後に膝から下が痺れた経験があるのではないでしょうか。

今回のタイトル「足の痺れ」は同種類の痺れが足の裏に出ている方を意味します。
足の裏は常に体重をかける場所であり、痛み・痺れがあると不自由が多くなるものです。単純に歩く時、長時間の立ち仕事など、集中したい時の足裏の不調は非常に煩わしい事でしょう。
何とかならないでしょうか。今回のブログは足に広範囲の痺れがある方におススメの内容になります。

まず広範囲で足の裏が痺れる場合は足底に繋がる神経の絞扼(圧迫や引っ張られる事)を疑います。
筋肉などに異常がある時はピンポイントに痛みが出る事が多く、神経症状と訴え方が異なる事が多いからです。神経での痺れでよく耳にするのは「土踏まず以外全部」「土踏まずと母指球あたり」「足指~母指球・小指球にかけて」など。広範囲ゆえに目印が見当たらず、言葉に困る方が多いようです。
足裏には2本神経があり、小指側と土踏まず側を走行、指の手前で2本が合流後5本指に向けて枝分かれします。感覚はそれぞれの神経枝で読み取る為、絞扼を受けた神経枝の先で症状が現れます。上記の様な異なる範囲で訴えるのは絞扼箇所次第で場所が決まるからということになります。

ではどうすれば良いのでしょう?
単純ですが、絞扼箇所を見つけ神経の圧迫や牽引を取り除けば良いのです。
絞扼の好発部位は足裏では神経の通っている母指外転筋、踵近くの足底方形筋と短趾屈筋の間、第1・2中足骨の間。足首周辺では内くるぶしの少し後方が挙げられます。
それぞれ特徴が異なりますが、周辺を緩め神経にかかる負荷を減らしてあげる事が共通しているでしょうか。詳細は字数的に割愛させて頂きます。

いかがだったでしょうか?
神経に起因する症状は痺れている所を押しても変化する可能性が低い事が解れば幸いです。
細かい絞扼箇所などは詳しく見させて下さい。丁寧に施術していくと改善が見られるはずです!ブログ画像
一緒に改善していきましょう♪