疲労がなかなか解消できない、翌日に疲れが残るといった悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。疲労は、単に睡眠を十分にとるだけでは解消できません。食事や運動、ストレス解消など、さまざまな習慣を見直すことが大切です。ここでは、疲労を解消する方法について詳しくご紹介します。
疲労がたまる原因
まずは、疲労がたまる原因を知ることが先決です。次のような事柄が当てはまらないかチェックしてみてください。
体力を激しく消耗した
引っ越し作業、重い荷物の配達などで体力を激しく消耗すると、疲労を十分に解消できずため込んでしまう場合があります。特に、持っている力以上の力を出す必要がある作業をしたり、体力の限界を超えて動いたりした場合は、より大きな疲労がたまるでしょう。
精神的ストレスが大きい
精神的ストレスが大きい仕事をした場合、疲労がたまりがちです。精神的ストレスは疲労と関係がないと思われがちですが、実際には密接に関係しています。精神的ストレスは気合で乗り切ろうとの声もありますが、疲労に関係している以上は気合ではどうにもならないでしょう。
上司や同僚と気が合わない、パワハラを受けている、給与に対して仕事内容がきつい、嫌な義両親と同居している、慣れない育児に追われているなど、さまざまな原因で精神的ストレスを受けます。
栄養バランスが悪い
栄養バランスが悪い食生活も疲労がたまる原因の1つです。疲労がたまったら糖質や脂質を十分にとり、エネルギーを蓄えようとする方は多いのではないでしょうか。これは間違いではないのですが、糖質や脂質をエネルギーに変換するには、インシュリンが適切に分泌されていたり、ビタミンB群を十分に摂取していたりと、さまざまな条件を満たす必要があります。
疲れて帰宅してコンビニ食やレトルトなどで簡単に夕食を済ませる人は、栄養バランスが崩れがちです。
運動不足
運動は体力を消耗するものですが、運動不足は疲労をため込む原因です。身体の血流が悪くなり、筋肉が十分に働かなくなることで関節や骨に負担がかかり、疲労感が生じます。また、疲労に関連する物質がたまることで、疲労感が蓄積されるとの説もあります。デスクワークで運動する機会がない、在宅ワークでほとんど外出しないといった場合は、運動不足になりやすいでしょう。
疲労を翌日に持ち越す原因
疲労が翌日に残る方は、次のような行動をとっている可能性があります。
夜更かし
夜更かしで睡眠時間が不足すると、疲労を解消できません。ストレスがたまっており、趣味を楽しんでから就寝したいと思い、気づけば深夜になっているという方は多いのではないでしょうか。夜更かしは翌日に疲労が残るだけではなく、ストレスも発散できません。
その結果、翌日も夜更かししてしまうという悪循環に陥る恐れがあります。
寝酒
寝る前にお酒を飲むと、スムーズに眠りにつけます。しかし、寝酒が当たり前になってくると、お酒なしでは眠れなくなり、アルコール依存症になる恐れがあります。また、アルコールの利尿作用によって夜間にトイレへ行く回数が増え、睡眠の質も低下します。さらに、お酒を飲めないことがストレスになると、自律神経が乱れて不眠になるリスクもあるでしょう。
食事をてきとうに済ませる
食事をてきとうに済ませている人は、十分に疲労が回復しません。例えば、疲れているからといってコンビニ食で済ませたり、カップラーメンなどを食べたりするだけでは、栄養が偏ります。無理に自炊をする必要はありませんが、栄養バランスを考えて食事をとることが大切です。
疲労をためない方法
疲労をためない、翌日に残さないために、次のように対策しましょう。
十分かつ良質な睡眠をとる
十分かつ良質な睡眠をとると、疲労が大きく解消されます。最適な睡眠時間には個人差があり、一般的には最低6時間は睡眠をとった方がよいとされています。なお、睡眠時間が長くなればなるほどに疲労が回復するわけではありません。睡眠時間が8時間を超えると死亡リスクが上昇するとの報告もあるため、自分にとって最適な睡眠時間を見つけることが大切です。
また、睡眠の質が低いと、どれだけ十分に睡眠をとっても疲労は解消できません。寝る前にスマホやテレビを見る、寝る直前に入浴や食事をする方は、睡眠の質が低下しがちです。寝る前は薄暗い部屋で静かに過ごす、食事は寝る3時間前までに済ませる、寝る2時間前に入浴するなどして、睡眠の質を高めましょう。
栄養バランスを整える
ビタミンB2やB6などの栄養を十分にとり、疲労を翌日に残さないことが重要です。糖質や脂質、ビタミン類、ミネラル、食物繊維などをバランスよくとりましょう。嫌いな食べ物を無理に食べる必要はありません。同じ栄養が含まれる別の食べ物を食べるようにしてみてください。
例えば、ビタミンB2やB6は、鶏肉や牛肉、豚肉、卵などに多く含まれています。卵が苦手でも、肉類を食べればビタミンB2やB6は摂取できます。
適度に運動する
適度に運動して、血流が良い状態を保ちましょう。疲れている状態でジョギングやサイクリングはハードルが高いので、散歩やウォーキングを試してみてください。余裕があればジョギングをしてもよいでしょう。全身の血流が良くなったと感じたタイミングでやめることもポイントです。過度な運動は、血流を悪化させることがわかっています。
ストレスを解消させる
ストレスを解消させるために、趣味を楽しんだり映画やドラマを見たりしてみましょう。心はゴムボールに例えることができ、上から押さえつけると横に逃げていきます。そのため、こまめにストレスを発散させることが大切です。
忙しくて趣味を楽しむ時間がない方は、隙間時間でも楽しめることを見つけましょう。例えば、漫画を読む、スマホゲームをするなどが挙げられます。
マッサージを習慣づける
筋肉をほぐして血流を促すために、マッサージをしてみてはいかがでしょうか。マッサージを習慣づけることで、疲労がたまりにくくなります。ただし、自分で行えるマッサージは手足のマッサージ程度です。他の部位は家族や友人にしてもらうなどしましょう。
マッサージはプロに任せるのがおすすめ!
ここまで疲労を解消する方法を解説しました。マッサージに関してはプロに任せるのがおすすめです。自分ではマッサージすることが難しい背中や腰も的確にマッサージしてもらえます。信頼できるお店を見つける際は、口コミや評判をチェックしましょう。また、どのような意識で施術をしているのかも重要です。
まとめ
疲労を解消したい方は、睡眠や食事、運動などを見直しましょう。また、ストレスをこまめに解消させることが大切です。マッサージを習慣づけたい方は、「ほぐしドットコム」までぜひお越しください。1分でも長く効果が長続きすることを目指し、「ほぐし」を提供しております。当店のほぐしと日常生活の見直しを併用することで、疲労がたまりにくい体を作れるでしょう。