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「肩こりに悩まされているけれど、思い当たる理由がない」、「椅子に座っているだけで疲れが溜まる」といった方は、ストレートネックになっている可能性があります。ストレートネックに早く気づいて対処できれば、肩こりの悩みを早く解消できるでしょう。ここでは、肩こりとストレートネックの関係やメカニズム、対処法までプロが詳しく解説します。

そもそもストレートネックとは?

ストレートネックを直訳すると「まっすぐな首」ですが、首がまっすぐなことの何が問題なのか疑問に思う方が多いのではないでしょうか。実は、首の骨(頸椎)は、まっすぐではなく緩やかなカーブを描いています。これが、前傾姿勢を続けることでまっすぐになり、本来の緩やかなカーブを描けなくなっている状態を「ストレートネック」といいます。

ストレートネックの方は、首が肩よりも前に出ていたり、首が長く見えたりすることが特徴です。

ストレートネックによって肩こりが起きる理由

ストレートネックの状態では、なぜ肩こりが起こりやすいのでしょうか。首が本来の緩やかなカーブを描いていると、頭と首・背筋までの距離が短くなります。そのため、首・背筋への負担が少なくなり、肩こりは起こりづらいのです。

しかし、首がまっすぐになると、頭と首・背筋までの距離が長くなるため、首や肩の周りの筋肉に大きな負担がかかります。その結果、首や肩の周りの筋肉が緊張して血流が悪くなり、肩こりや首のこりが現れます。

ストレートネックによる肩こり以外の症状

ストレートネックになると、肩こりだけではなく次のような症状にも悩まされやすくなります。

頭痛

頸椎がまっすぐになると、血管や神経が圧迫されることで頭痛まで起きてしまいます。ストレートネックになっている時間が長いほどに頭痛が起こりやすいのです。肩こりや首のこりに加えて頭痛にまで悩まされると、仕事や私生活に支障をきたす恐れがあります。

また、諸症状によって身体がつらくなると、無意識のうちに前傾姿勢となるため、ますますストレートネックが悪化します。ストレートネックによる諸症状に悩まされている方は、できるだけ早く対処しましょう。

疲労が溜まりやすくなる

ストレートネックによって首や肩、背中周りの筋肉が緊張すると、血流が悪くなって疲労が溜まりやすくなります。ぐっすり眠っても疲労が取れないことで精神的につらくなり、無意識に前傾姿勢になるでしょう。その結果、ストレートネックがますます悪化します。

ストレートネックの原因

ストレートネックを解消するには、原因を突き止めることが先決です。ストレートネックの原因について、詳しくみていきましょう。

長時間のデスクワーク

最初は正しい姿勢を保っていても、疲れてくると少しずつ前傾姿勢になってしまいます。長時間のデスクワークで休憩を取らなかったり、集中すると前のめりになったりする方は要注意です。また、目が疲れてくると視野がボヤけて見えづらくなり、無意識のうちにモニターに目を近づけてしまいます。そうすると、前傾姿勢になってストレートネックの状態になるのです。

このように、長時間のデスクワークはストレートネックの大きな原因の1つです。仕事柄、仕方のないことだと割り切るのではなく、しっかり対策していきましょう。

長時間のスマホ操作

デスクワークではないのにストレートネックになっている場合は、長時間のスマホ操作が原因の可能性があります。ストレートネックは「スマホ首」とも呼ばれており、スマホを操作するときの前傾姿勢によって起こります。暇な時間は常にスマホを操作している休日は1日中スマホを操作しているといった方は要注意です。

猫背で過ごす時間が長い

猫背と言えば、椅子に座っているときになりやすいものですが、立っている状態でも猫背になる場合があります。猫背で過ごす時間が長いほどにストレートネックになっている時間が長くなり、肩こりがひどくなります。

高すぎる枕を使っている

高すぎる枕を使うと、首の根元から後頭部の傾斜が強くなり、筋肉に大きな負担がかかります。その結果、肩や首がこってしまいます。どれだけ正しい姿勢を保とうと思っても、肩や首がこっていると無意識のうちに前のめりになるため、適切な高さの枕を使うことが大切です。

ストレートネックによる肩こりの対処法

ストレートネックによって肩こりが起きている場合は、原因を取り除いたうえで肩や首の筋肉のこりをほぐす必要があります。ストレートネックによる肩こりの対処法について、詳しくみていきましょう。

同じ姿勢を続けないようにする

まずは、長時間のスマホ操作やデスクワークによるストレートネックを防ぐ必要があります。「デスクワークは1時間に1回は休憩する」「スマホ操作は1回15分まで」など、首や肩への負担を減らすためにルールを決めましょう。

しかし、職場では1時間に1回のペースで休憩すると、周りの人の目が気になる場合があります。トイレに行く、コーヒーを入れる、立って軽くストレッチするなど、少しでも身体を動かすことが大切です。

ストレッチで肩と首周りの筋肉をほぐす

続いて、肩こりを解消するためにストレッチをしましょう。デスクワーク中でも簡単にできるストレッチをご紹介します。

(1)首を左右にゆっくりと傾けて首筋を伸ばす
(2)続いて、正面を見た状態で首を左右に2~3回動かす
(3)首を前に傾けてみぞおちのあたりを覗き込みながら目線を上に向ける
(4)天井をゆっくりと見上げながら目線を下に向ける

これだけでも、首周りの血流が促されて、肩こりが楽になります。ただし、ひどい肩こりには大きな効果がありません。

プロの施術で身体を徹底的にほぐす

ひどい肩こりに悩まされている方は、プロによる施術で徹底的に肩や首の周りの筋肉をほぐすことが大切です。自己流のケアだけでは、肩こりへの効果には限界があります。肩こりを放置すると、ますます症状がひどくなり、仕事や私生活に大きな影響が及ぶでしょう。

定期的にプロの施術を受けて、肩や首の周りの健康状態をリセットすると、日々のストレッチの効果を実感しやすくなります。整体院や整骨院、リラクゼーションサロンなど、さまざまな施設があるため、どこに行くべきか悩む方が多いのではないでしょうか。

ストレートネックによる肩こりに悩む方は、まずは筋肉をほぐすためにリラクゼーションサロンに通うことをおすすめします。

ストレートネックによる肩こりは「ほぐしドットコム」にご相談ください

ほぐしドットコムは、東京都の池袋にあるリラクゼーションサロンです。ストレートネックにお悩みの方に対し、オリジナルの施術をご提供しております。肩こりは、一般的なほぐしだけでは十分な解消が難しいため、「プロの施術を受けたが満足できる結果にならなかった」という方がたくさんいらっしゃいます。

ほぐしドットコムでは、「ほぐし」と「ストレッチ」、「リラクゼーション」の3つを組み合わせたオリジナルの施術によって、ストレートネックによる肩こりにお悩み方をケアいたします。

また、全体、肩周辺、肩甲骨、脇の下、首、大胸筋の順で、「ほぐし」と「ストレッチ」で徹底的にケアをして、肩こりのお悩みにアプローチします。1分、1時間、1日でも快適な状態が続くように心がけておりますので、お悩みの方はどうぞお気軽にご相談ください。