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仕事終わりだけではなく、あまり動かずに過ごした日の翌日などに、ひどい肩こりに悩まされる方は多いのではないでしょうか。肩こりは、仕事のパフォーマンスを低下させる原因のため、原因を突き止めて対処することが大切です。ここでは、肩こりの症状や原因、対処法、予防法について、リラクゼーションサロンのほぐしドットコムが解説します。

肩こりとは

肩こりとは、首から肩、背中にかけて筋肉がこわばり、痛みや重苦しさ、疲労感などが生じた状態です。主に、首の後ろから肩、背中にかけて広がる僧帽筋がこわばることで肩こりを発症します。

肩は、腕や肩甲骨だけではなく、ボーリング程度の重さがある頭を支えています。つまり、肩の筋肉には常に負担がかかっており、肩こりが生じやすくなっているのです。また、日本人や欧米人よりも筋肉が少ないため、肩こりを発症しやすいともいわれています。

肩こりで起こり得る症状

肩こりに悩まされがちな人は、同時に頭痛やめまい、吐き気、集中力の低下、目の疲れ、倦怠感、手のしびれなど様々な症状に悩まされる傾向があります。これは、肩こりに関連する筋肉が血流に深く関係しているためです。脳や手への血流が低下することで、痛みやしびれ、めまいなどの症状が現れます。

肩こりの原因

肩こりの原因はいくつもあります。1つでも該当する原因があると、肩こりを発症する可能性があります。適切に対処するためにも、肩こりの原因について詳しく見ていきましょう。

肩や関節の異常

肩や関節に難らかの異常があると、肩こりが起きる場合があります。例えば、五十型や腱板断裂などが該当します。これらの症状は、自宅でのケアでは改善が期待できないので、早めに医師に相談しましょう。

首や肩の骨の異常

頚椎症や椎間板ヘルニアなどによって、肩こりが生じるケースがあります。症状が進行すると、後頭部の痛みや手足の脱力感などが現れ、生活に支障をきたす恐れもあります。これらもセルフケアでは改善が難しいため、まずは医師に相談することが大切です。

内臓の病気

脳動脈瘤や狭心症、心筋梗塞などの症状の1つに肩こりがあります。例えば、脳動脈瘤では頭痛や吐き気、狭心症などでは肩の痛み、左胸の痛みなどが現れます。これらの病気は命に関わる恐れもあるため、できるだけ早く医師に相談することが大切です。緊急性を感じる場合は救急車を呼びましょう。

ストレス

人の身体の機能は、自律神経によって調節されています。自律神経のバランスがストレスによって崩れると、血流が低下したり筋肉がこわばったりして、肩こりが生じることがあります。ストレスの原因は、人間関係の問題や仕事のミス、慣れない育児など様々です。

冷え

身体が冷えると、血流が低下します。肩こりに関わる筋肉に十分に血液が行きわたらない場合、筋肉が十分に修復されません。その結果、筋肉がこわばって肩こりが起きるのです。身体が冷える原因は、運動不足やストレスなどです。運動不足だと筋肉量が減少し、体のエネルギー代謝が低下します。結果的に身体が冷えやすくなり、肩こりが生じるのです。

栄養不足

栄養不足の状態では、筋肉の修復の際に必要なアミノ酸やビタミン類が不足するため、肩こりが起こりやすくなります。外食やコンビニ食などに偏った食生活では、血流も悪くなり、肩こりがさらに起こりやすくなるでしょう。

睡眠不足

睡眠不足だと、自律神経のバランスが崩れて肩周りへの血流が悪くなります。夜更かし、残業で寝るのが遅くなる、ストレスで眠れないといった場合は、肩こりが起こりやすいでしょう。

運動不足

運動不足だと筋肉量が減少するため、肩周りの血流が悪化しやすくなります。デスクワーカーは運動不足になりやすいため、特に注意が必要です。

肩こりの対処法

肩こりを解消するには、原因を取り除くと共に肩周りの血流を促す必要があります。肩こりの対処法について、詳しくご紹介します。

原因となる病気を治療する

五十肩や椎間板ヘルニアなど、肩こりの原因となる病気を治療することが大切です。治療によって肩こりが必ず解消するとは限りませんが、要因の1つを取り除くことで肩こりのリスクを抑えることができます。

温める

身体の冷えによって血流が低下している場合は、温めることが大切です。40℃前後のぬるま湯に15~20分ほど半身浴することで、身体が温まります。熱すぎる湯だと早くのぼせてしまい、身体の芯まで温まることができません。また、全身浴は心臓に負担がかかりやすいので、半身浴がおすすめです。

心臓疾患や高血圧などがある方は、医師のアドバイスの元で試してみてください。

ストレスを解消させる

ストレスを解消させることで、肩こりを解消できる可能性があります。自律神経のバランスが整うことで肩周りへの血流が改善し、筋肉がこわばりにくくなります。ストレスの解消法は人それぞれですが、良質な睡眠や適度な運動、趣味を楽しむ、自然に触れるなどが挙げられます。

マッサージする

肩周りをマッサージして血流を促すことで、肩こりが解消する可能性があります。ただし、力強くマッサージすると、筋肉が刺激を受けてますますこわばる恐れがあるため、適度な力加減でマッサージしましょう。

マッサージは、血流が良くなっている入浴後がおすすめです。自分でマッサージするのは難しいので、マッサージグッズやマッサージチェアを活用してみてください。また、定期的にプロの施術を受けるのもおすすめです。

プロによる施術で肩こりをリセットして、セルフケアで維持すると良いでしょう。池袋にある「ほぐしドットコム」では、1秒でも長く良好な状態を維持できるように施術しております。肩こりにお悩みの方は、一度ご相談ください。

肩こりの予防法

一度、肩こりになると解消するのに苦労するでしょう。そのため、肩こりは予防することが重要です。肩こりの予防法について、詳しく見ていきましょう。

同じ姿勢を続けない

同じ姿勢を続けると、肩周りに血液が滞ることで肩こりのリスクが高まります。長時間のデスクワークでは、肩こりが起こりやすいので、1時間に1回は休憩して対処しましょう。また、休憩時間には肩周りのストレッチをするのがおすすめです。

適度に運動する

適度に運動することで、血流が良い状態を維持できると共に、筋肉量の減少を防ぐことができます。1日30分程度のウォーキングを週3回から始めてみてください。余裕がある方は、腕立て伏せなどの筋トレを習慣づけるとよいでしょう。

良質かつ十分な睡眠をとる

良質かつ十分な睡眠をとることで、自律神経のバランスが整って肩こりが起こりにくくなります。良質な睡眠とは、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠が交互に生じる状態です。寝る前の飲酒は避け、適度な室温と湿度に調整しましょう。

まとめ

肩こりがひどくなると、生活に支障をきたす恐れがあります。少しでも肩こりになったら、できるだけ早く解消することが大切です。ひどくなってからは解消するまでに時間がかかってしまいます。池袋にある「ほぐしドットコム」では、生活のアドバイスも含め肩こりにしっかり対処していきますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。