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冬になると、腰痛が悪化する方は多いのではないでしょうか。ここで、間違った対策をしてしまうと、腰痛が悪化する恐れがあります。冬に備えて正しい腰痛対策の方法を確認しておきましょう。また、腰痛は自分だけではなく、時にはプロの力を借りることも大切です。ここでは、冬の腰痛対策の方法について詳しくご紹介します。

冬に腰痛が起きやすい理由

冬は、他の季節と比べて腰痛が起きやすい季節です。その理由について詳しく見ていきましょう。

体が冷えやすい

冬は気温が低いため、体が冷えがちです。薄着ではなくても、風が吹いたときに体が冷えて腰痛が起きる場合もあります。また、入浴で体をしっかり温めても、脱衣所が寒いと体が冷えてしまうでしょう。ドライヤーで髪を乾かしているうちに頭から冷える、濡れた髪が肩や首に当たって寒くなるといったケースもあります。

このように、気温が低いためにさまざまなシーンで体が冷えてしまうのです。もともと、体が冷えやすい体質の人は、冬になると体調を崩しがちになることもあります。

精神的ストレスを抱えやすい

冬は、寒さから外出が減ることで精神的ストレスが溜まりやすい季節です。また、寒くて気分が上がらず、億劫な状態が長く続くことで大きなストレスを抱えることもあるでしょう。冬は、他の季節と比べて太陽の光量が少なく、うつが増えるともいわれています。

日光を浴びることでセロトニンが分泌され、幸福感を覚えるとされています。日光に当たらず家に閉じこもりがちな人は、精神的ストレスから腰痛になりやすいと言えるでしょう。精神的ストレスを受けると、自律神経の交感神経が優位になり、血管が収縮します。その結果、腰を支える筋肉への血流が不足し、十分に機能しなくなることで腰への負担が増えるのです。

運動量が減少しがち

冬は、寒くて外に出る機会が減り、運動量が減少してしまいがちです。運動量が減少すると、血流が悪くなり、腰を支える筋肉に十分な酸素と栄養が届かなくなることで腰痛が悪化します。また、運動不足だと筋肉量も減少するため、ますます腰痛が悪化するでしょう。

特に、デスクワークでもともと運動量が少なかった人が冬の影響でさらに運動量が減少すると、その影響は顕著に表れます。

冬の腰痛対策

冬は、寒さという問題によって、腰痛につながりやすい状態になります。そのため、対策する際は、寒さに対する対策が必要です。それでは、冬の腰痛対策について詳しく見ていきましょう。

体を冷やさないようにする

まずは、体を冷やさないことが重要です。どれだけ対策しても、体が冷えたら腰痛が悪化してしまうでしょう。衣類を着込むのも良いですが、重要なのは体温を逃がさないことです。自分の体温を逃がさず、温かくしてくれるタイプのインナーやアウターを活用しましょう。

また、温かいものと言えばダウンジャケットですが、ダウンの割合が多くなればなるほどに温かくなります。そのほか、厚手の長靴下、マフラー、ニット帽なども使いましょう。特にマフラーは、首元を温めることで全身を効率よく温められるので必須アイテムと言えます。

湯船につかる

シャワーで済ませている人は、冬の間だけでも湯船につかるようにしましょう。42度以下のぬるめの湯に15~20分ほどつかると、体の芯から温まります。熱すぎる湯につかると、体の芯が温まる前にのぼせてしまうので注意しましょう。

また、脱衣所は温めておいて、湯冷めを防ぐことも必要です。体に水滴がついたままだと、水滴が冷えて体の熱を奪ってしまうので、まずは体を素早く拭きましょう。このとき、脱衣所ではなく浴室で拭くことで湯冷めしにくくなります。

入浴後は体が温まり、薄着で過ごす方が多いのではないでしょうか。この時間が長すぎると湯冷めしてしまうので注意しましょう。

適度に運動する

適度な運動は、基礎代謝を高めて体を冷えにくくします。また、腰回りの筋肉への血流も促されるため、結果的に腰への負担が軽減されるでしょう。適度な運動に定義はありませんが、毎日続けられる運動量と強度を選ぶ必要があります。運動不足の方は、近所の散歩から始めてみるとよいでしょう。

次はウォーキングをして、慣れてきたらジョギングを取り入れてみてください。歩くよりも走る方が運動量が多いため、運動効果も高まります。ただし、一時的に過度な運動をしても、腰に良い影響は与えられません。むしろ、慣れない運動で腰に負担がかかることも考えられます。

無理せずに続けられる運動を選び、できるだけ毎日続けてください。

ストレスをこまめに解消する

腰痛の間接的な原因であるストレスをこまめに解消しましょう。冬は日光にあたる時間が短く、ストレスが溜まりがちです。まずは、日光に当たる頻度を増やすために、車通勤を電車通勤に変更したり、1日15分でも散歩したりしましょう。

また、駅から会社までの距離が短い場合は、1つ手前の駅で降りて歩くのもよいかもしれません。このような工夫にプラスして、ストレス解消法を実践しましょう。十分かつ良質な睡眠、趣味を楽しむ、美味しいものを食べるなど、さまざまな方法があります。

ライフスタイルに合わせてストレス解消法を取り入れることがポイントです。また、完璧主義でストレスを溜めやすい人は、完璧でなくてもいいところを1つでも作るなど、少しでもストレスが溜まりにくいように工夫してみてください。

筋肉量を増やす

筋肉量が増えると、基礎代謝量も増えます。また、体が温まりやすくなるので、結果的に腰痛が軽減されます。また、腰回りの筋肉量が増えれば、それだけ腰への負担を軽減できます。腹筋や背筋などを鍛えると良いでしょう。なお、先に紹介したウォーキングやジョギングなどでも、全身の筋肉をまんべんなく鍛えられます。

余裕がある方は、腹筋や背筋などに挑戦してみましょう。

マッサージしてもらう

腰回りの血流を促すために、家族や友人にマッサージしてもらうのも1つの方法です。硬直した筋肉がほぐれると共に血流も改善し、腰痛が大きく軽減することもあります。ただし、マッサージの効果は一時的なため、定期的に行う必要があります。

マッサージはプロに任せるのがおすすめ

マッサージが腰痛に効果的とお伝えしましたが、なかなか定期的にマッサージしてもらうのは難しいのではないでしょうか。また、マッサージの方法を間違えると、かえって腰痛が悪化する恐れがあります。そこでおすすめなのが、リラクゼーションサロンでプロのほぐしを受けることです。

全身くまなくほぐしてもらえることで、気分も体もスッキリするでしょう。

まとめ

冬は腰痛になりやすい季節のため、寒さ対策を徹底しましょう。適度な運動、温かい服装、ストレス解消など、さまざまな対策を行うことで、腰痛に悩まされにくくなります。また、プロのほぐしを受けて、しっかり整えることが大切です。「ほぐしドットコム」では、お悩み合わせた施術と、1秒でも効果が長く続く施術を心がけております。ぜひ一度ご相談ください。