リラクゼーションサロンを利用したいと思ったとき、そもそもどのような種類があるのか気になる方が多いのではないでしょうか。自分に合った種類のリラクゼーションサロンを利用することで、身体に起きている問題を解決できるでしょう。ここでは、リラクゼーションサロンの種類やメニューを選ぶときのポイントなどについて詳しくご紹介します。
リラクゼーションとは
リラクゼーションとは、肩こりや首のこりなどに対してマッサージなどでアプローチする方法です。医療行為とは異なるため、肩こりや首のこりの解消を謳うことはできません。しかしながら、肩こりや首のこりの原因となる血流不足を改善できるため、一般的には肩こりや首のこりがひどいならリラクゼーションサロンに行くべきとの考えが浸透しています。
このようなことから、リラクゼーションサロンを訪れた人のことを患者と呼ぶのではなく、お客様と呼びます。また、施術のことは治療とは言いません。
マッサージの種類
リラクゼーションサロンで行われる主な施術はマッサージです。マッサージはドライマッサージとオイルマッサージの2種類に大きく分類されます。それぞれの違いについて詳しく見ていきましょう。
ドライマッサージ
ドライマッサージとは、衣類の上から行うマッサージのことです。衣類の上からだと滑りが悪くて肌が摩擦されるイメージがあるかもしれませんが、プロの技術をもってすれば肌にダメージを与えずに施術できます。日本ではドライマッサージが主流です。
オイルマッサージ
オイルマッサージとは、服を脱いでローションや美容液などを塗って行うマッサージのことです。滑りが良いだけではなく、美容成分が肌に浸透することで美容効果も期待できます。これらの他にも、○○式という名称でさまざまな施術方法があります。例えばタイ式マッサージやバリ式マッサージは、日本にも広く浸透しています。
リラクゼーションの種類
リラクゼーションサロンのメニューはマッサージだけではありません。どのような施術が行われるのか詳しく見ていきましょう。
指圧・あん摩
指圧は、筋肉やツボを押して血行を促す施術です。あん摩は、筋肉やツボをもんだりこすったりして血行を促します。なお、これらの施術を行うには、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師」の資格が必要です。
アロママッサージ
アロママッサージとは、アロマオイルを円滑剤として使用し、筋肉やリンパにアプローチする施術です。アロマオイルの種類によって期待できる効果が異なります。リラックス効果、保湿効果、血流促進効果など、さまざまな効果のアロマオイルがあります。
足つぼマッサージ
足つぼマッサージとは、足の裏にあるツボを押す施術です。英国式と中国・台湾式があります。前者は心地よさに注力しており、後者は痛いけれど気持ちいいことに注力しています。
タイ式マッサージ
タイ式マッサージとは、マッサージとストレッチを併用して疲れをほぐす施術です。膝や肘に体重を乗せてマッサージするため、力が弱い人でも比較的高い効果の施術を行えます。本場のタイでは1日かけて行われることがあり、日本でも2時間ほどのメニューがほとんどです。
カイロプラクティック
カイロプラクティックとは、骨格にアプローチする施術です。骨や関節の歪みを整えます。施術の際に、ボキボキと音がなるため危険なイメージを持つ方もいますが、これは関節の間にある気泡が弾ける音のため、心配はありません。ただし、骨や関節のような硬い部位にアプローチする施術には高い技術が求められます。未熟な人の施術を受けると、骨や関節を痛める恐れがある点に注意が必要です。
リラクゼーションサロンを利用するときのポイント
リラクゼーションサロンを利用する際は、次にポイントを押さえましょう。
サロンが得意とするメニューを選ぶ
さまざまなメニューを提供しているサロンを選ぶ際は、どのメニューを選ぶか迷うのではないでしょうか。症状にあったメニューを選ぶのが大切ですが、そのメニューがサロンの得意分野かどうかも確認が必要です。全ての施術をハイレベルに行えるサロンもありますが、ハイレベルかどうかは実際に施術を受けなければわかりません。
そのため、サロンが得意とするメニューを選ぶことが大切です。そのサロンがお気に入りになれば、他のメニューも試してみるとよいでしょう。複数のサロンに通うのも1つの方法です。
メニューに対するこだわりを確認する
得意とするメニューを調べる際は、メニューに対するこだわりを確認しましょう。シンプルに技術力が高いことに加えて、他店にはないこだわりがあれば、より良い施術を受けられるかもしれません。ただし、こだわりとの相性が悪い場合もあるため、やはり実際に施術を受けてみなければ、自分にとって良いかどうかは判断できないでしょう。
独自メニューに注目する
サロンのメニューを考える際は、競合店のメニューを事前に確認することが通常です。そして、競合店に打ち勝つために独自メニューを考案するサロンも少なくありません。独自メニューの評判が良いのであれば、試してみるのがおすすめです。自分と相性が良い施術であれば、他のサロンに通うよりも高い効果を得られる可能性があります。
相性が良い施術者を見つける
どれだけ評判の良い施術を提供していても、施術者との相性が悪ければ十分な効果を得られないでしょう。また、精神的な負担が増加して、結果的に肩こりや首のこりなどがひどくなる可能性もあります。1回目の施術はよかったとしても、2回目の施術に問題があるケースも少なくありません。複数回は通ってみて、自分との相性を見極めましょう。
サロンによっては施術者を指名できます。そのサロンが気に入っているのであれば、別の施術者を示してみてもよいでしょう。
サロンの雰囲気をチェックする
肩こりや首のこりなどの要因にストレスが挙げられます。リラクゼーションサロンは、施術だけではなく空間の雰囲気、諸対応などによってもリラクゼーションを与えます。そのため、サロンの雰囲気をチェックして、気持ちよく通えるかどうか考えてみましょう。
施術の効果は高いけれど雰囲気が悪くてストレスを感じる場合は、他のサロンを選んだ方がよいかもしれません。また、遠くて通うのが難しい、アクセスが悪くてストレスが溜まるような場合も同様です。仕事や買い物のついで立ち寄れる、駅からのアクセスが良いなど、自分にとって通いやすいリラクゼーションサロンを選びましょう。
まとめ
リラクゼーションサロンにはさまざまな種類があります。また、メニューにも違いがあるため、それぞれの特徴をチェックしたうえで選ぶことが大切です。「ほぐしドットコム」では、全身くまなくほぐすことに加え、1日1分1秒でも効果が長く続くように施術をしています。まずはお気軽にご相談ください。