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デスクワークの方の中には、肩こりや首のこりに悩まされている方が多い傾向にあります。放置するとモチベーションの低下、パフォーマンスを発揮できない、仕事でミスが増えるなど、さまざまな影響が及ぶ可能性があるため、早めの対策が重要です。そこで今回は、デスクワークの肩こり・首のこりの対処法についてリラクゼーションサロンが詳しく解説します。

デスクワークで肩こり・首のこりが起きる理由

デスクワークで肩こり・首のこりが起きるのは、肩や首まわりの筋肉の緊張と血行不良です。ガチガチに筋肉が固まることで、こりとして感じます。肩こり・首のこりは頭痛や腰痛も引き起こす場合があり、風邪のようなだるさを感じ、会社を休まざるを得なくなることもあります。

デスクワークで肩こり・首のこりが起こりやすい原因

デスクワークで肩こり・首のこりが起こりやすい原因は次のとおりです。

姿勢が悪い

長時間のデスクワークでは、つい姿勢が乱れがちです。悪い姿勢になると顔を前につき出した姿勢となり、首と肩まわりの筋肉が緊張します。そのような姿勢を長く続けると、肩こり・首のこりが起こるのです。姿勢が悪くなっていることに気づくのは難しいため、普段から正しい姿勢を心がけて、癖づけることが重要です。

こまめな休憩をしない

デスクワークは座り仕事で体力の消耗が比較的少ないため、つい休憩をとらずに打ち込みがちです。デスクワークでも十分に疲労が溜まるうえに、少しずつ姿勢が悪くなったり肩や首まわりの筋肉が緊張したりします。そのため、デスクワークであってもこまめに休憩を取る必要があります。

過集中

デスクワークは過集中になりがちです。画面を食い入るように見ながら数字の計算をしたり文章を考えたりすると、肩や首まわりの筋肉がひどく緊張します。そこまで集中しなくても集中することが癖づいてしまうと、日常的な肩こり・首のこりに悩まされるでしょう。

デスクワークの肩こり・首のこりを和らげる方法

デスクワークの肩こり・首のこりを和らげるには、次のような方法を実践する必要があります。

こまめにストレッチする

こまめにストレッチすることで、肩・首のまわりの筋肉をほぐし、血流を促すことができます。席から立って伸びをしたり体操をしたりするだけで、肩こり・首のこりが改善されるでしょう。ただし、劇的な効果は期待できないうえに、ひどい肩こり・首のこりの改善は期待できません。そのため、こまめにストレッチすることが大切です。

30分に1回は席を立ってストレッチをしましょう。

入浴する

1日の終わりには必ず入浴しましょう。シャワーで済ませると、肩や首まわりの筋肉がこり固まったままになり、翌日にさらにひどい肩こり・首のころになります。ここで注意したいのは入浴の際の温度です。熱い湯につかると血流が促される感覚を得られますが、すぐにのぼせてしまいます。その結果、入浴後に身体が冷えて筋肉のこりがもとに戻ってしまうでしょう。

そのため、40℃程度のぬるめの湯に15~20分ほどつかり、身体の芯を温めることがポイントです。また、半身浴であれば心臓への負担も和らげられます。

温めるグッズを使う

肩や首を温めるグッズを使いましょう。物理的に温めることで血流を促され、肩こり・首のこりが改善することが期待できます。電子レンジで温めることで蒸気が出るグッズ、電気によって温めるグッズなどがあります。

携帯できるものであれば、仕事場にも持って行くことができます。

リラクゼーションサロンに通う

定期的にリラクゼーションサロンに通うことで、肩こり・首のこりが起こりにくくなります。肩や首はセルフマッサージが難しく、なかなか血流を促すことができません。リラクゼーションサロンに通うことで、肩や首のまわりの血流がよく、筋肉のこりが少ない状態を維持できるでしょう。

デスクワークの肩こり・首のこりの予防法

デスクワークの肩こり・首のこりは次のように予防しましょう。

自分に合った椅子を使う

正しい姿勢を保つために、自分に合った椅子を使うことが大切です。会社の椅子を自由に変更できない場合は、背中にクッションをはさんだり、ネックパッドを取り付けたりしてみてください。テレワークの場合は、自宅の椅子を自分に合うものに換えるとよいでしょう。

その際は、実際に座って確認することが大切です。アームレストやネックレストなどがついており、アームレストの高さや角度を調整できるものがおすすめです。また、背中のテンションを調整できて、もたれることでそれに合わせて丁度よい角度で止まってくれるものもよいでしょう。

正しく座る

自分に合った椅子を選んでも、正しく座らなければ肩こりや首のこりがひどくなります。ディスプレイを軽く見下ろす程度の高さに設定し、背筋は伸ばして背もたれにかるくもたれます。足の裏が床にしっかりつく高さに調整しましょう。体のどこにも力が入っておらず、ゆったりと座れていることが理想です。

ディスプレイの明るさを調整する

ディスプレイが明るすぎると、眼精疲労によって肩こりや首のこりが起こります。日中は、部屋の照明に合わせて明るく設定した方が文字が見えやすく、眼精疲労も溜まりにくいでしょう。夕方頃になると、少し暗くした方が目が疲れにくくなります。

夜遅くまで仕事をするときは、さらに暗く設定しましょう。あまり明るいディスプレイを見ると、睡眠の質が低下して、肩こりや首のこりがひどくなる恐れがあります。

規則正しい生活

肩こりや首のこりは、身体を温めて良質な睡眠をとることで解消できるでしょう。症状がひどくなると改善までに時間がかかってしまうため、良質な睡眠をとることが大切です。良質な睡眠は、規則正しい生活の上に成り立つものです。1日3食規則正しくとる、同じ時間に起きて同じ時間に寝る、適度に運動するなど、しっかり対策しましょう。

また、良質な睡眠をとるには、寝る前の行動も見直す必要があります。寝る前のスマホ操作、PC操作は、強い光刺激によって交感神経を活発にし、眠りを浅くしてしまいます。ディスプレイの明るさを調整するのはもちろん、頭を使うような作業は避けましょう。

また、入浴は寝る2時間前に済ませることで、寝たいタイミングで眠気が起こるようになります。胃腸が活発に働いていると眠気が起こりにくいため、食事は寝る3時間前までに済ませておきましょう。

まとめ

デスクワークの肩こりや首のこりは、仕事のパフォーマンスを低下させてしまいます。肩こりは大丈夫でも、首のこりに悩まされている、頭痛も起きているなど、症状は人それぞれです。いずれの場合も、肩や首に負担をかけない、緊張させないことに注力しましょう。「ほぐしドットコム」では、肩こりや首のこりに悩まされている方に向けて、質の高い施術を行っております。まずはお気軽にご相談ください。